ブックタイトル会報2023年3月

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会報2023年3月

Page 2報告第237号令和5年3月発行平成29年度西東京糖尿病療養指導プログラム日時:平成29年7月9日(日)第13回ブルーライトアップスカイタワー西東京日時:令和4年11月12日(土)スカイタワー場所:駒沢女西子東大京学[当法人業務執行理事]国家公務員共済組合連合会立川病院矢島賢[医師]新型コロナウイルス感染症第8波が迫る中、第13回ブルーライトアップスカイタワー西東京が令和4年11月12日土曜日にスカイタワー西東京で開催された。令和元年11月に前回12回が行われてから実に3年ぶりであった。感染対策を十分に行ったうえでの集会や海外渡航が認められた昨今の社会情勢を鑑み、本会はハイブリッド形式にて開催することとなった。また演者をお二人からお一人に変更し開催時間を短縮した。北里大学北里研究所病院の山田悟先生をお招きし「美味しく楽しく食べて健康に!~科学的根拠に基づく食事法・ロカボのすべて~」という演題でご講演いただいた。ロカボとは糖質制限であるが、制限(→マイナス要素)というよりむしろタンパク質や脂質(質の良くない脂質〈過酸化脂質やトランス脂肪酸など〉を除く)を十分に摂取する「食事トレーニング」(→プラスの要素)であるとお話しされたことが印象深かった。またそれがいかに容易ではないことを山田先生ご自身が経験されており共感した(ナッツやオリー山田悟先生ブオイルの推奨量)。ロカボは肥満や血糖上昇の対策というイメージが主だったがサルコペニアを来たしうる高齢者の食事療法として積極的に取り上げていくことも注目すべきである。質疑応答において糖質制限は毎日行うことが重要でありつつも毎日がチートデイ(ダイエット中に設ける「好きなものを自由に食べる日」)であり「不摂生こそ人生の醍醐味」とも表現され制限を継続する中での緩和の部分も共存していることを述べられた。その後次回の実行委員長である中島泰先生から閉会の辞をいただき会は終了した。ライトアップ式典は交通安全や感染拡大など諸事情を考慮し中止し講演中の17時にライトアップが行われた。ハイブリッド開催は当法人では初でしたが無事に進行できたようです。本会の開催にご尽力いただいた関係各位に深謝いたします。報告平成29年度西東京糖尿病療養指導プログラム日時:令平和成429年127月39日(土日)第23回西東京EBMをめざす糖尿病薬物治療研究会立場川所相:駒互沢病女院子大学令和4年12月3日土曜日に、第23回西東京EBMをめざす糖尿病薬物治療研究会を「糖尿病の新治療」をテーマに、本会では初めてのハイブリッド形式にて開催いたしました。症例検討会では、症例1を立川相互病院の寺師聖吾先生のご司会で、医療法人社団ユスタヴィア宮川髙一先生より『注射剤の使い分け~FRCをどう使うか~』と題し、血糖コントロールが不良となった患者さんに、次の一手としてどのように注射剤を使い分けるのかをご講演いただきました。症例2では、多摩北部医療センターの藤田寛子先生のご司会で、かんの内科菅野一男先生より『経口血糖降下薬の使い分け』と題し、さまざまな経口血糖降下薬の選択肢があるなか、それらをどのように使い分けるのかをご講演いただきました。症例検討のご講演の中では、投票システムを用い、ご参加された方々にもクイズ形式で投票いただき、会場の先生方からはご意見を頂戴しながら活発な意見交換が行われました。特別講演では、イムス三芳総合病院の貴田岡正史先生のご司会で、朝日生命成人病研究所附属医院大西由希子先生より『最新の2型糖尿病薬物治療』と題し、治験部長のお立場から、多くの糖尿病治療薬の治験に携わってこられた豊富なご経験があり、新旧薬剤をエビデンスをもとに詳細に分かりやすく解説いただきました。ご講演後はご参加された方々からのご質問も多くいただき、大変な盛況のうちに講演会を終了いたしました。臨床糖尿病支援ネットワーク