ブックタイトル会報2023年7月
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会報2023年7月
Page 6第241号令和5年7月発行平成29年度西東京糖尿病療養指導プログラム日時日:時令:和平5成年29 4月年67日月(9木日)(日)報告第23回西東京糖尿病療養指導士認定式『合格者の声』[当法人会員]国家公務員共済組合連合会立川病院江澤志帆[管理栄養士]立川場市所女:駒性沢総女合子センターアイム大学私は急性期病院で管理栄養士として勤務しています。働き始めて1年目、2年目の前半は献立作成など給食管理を行っていましたが、2年目の後半から病棟での栄養管理業務が始まりました。初めは何から勉強すればよいのか分かりませんでしたが、職場の先輩に西東京糖尿病療養指導士という資格があることを教えてもらいました。私の職場では、まずはこの資格試験を受けることが登竜門のようになっており、病態や治療など基礎知識から学べるということで私も受験を決めました。養成講座では、療養指導の分類ごとにそれぞれの先生方から講義があり、基本からしっかりと実経験なども交えながら話してくださり、実際の現場での療養指導のイメージがしやすかったです。この講座を受けたことで、自分の専門である栄養のこと以外の基礎知識も幅広く学べたことが今後の強みになるのではないかと考えています。実際に病棟での業務を行ってみて、糖尿病以外の疾患で入院してきている患者さんでも、既往に糖尿病がある方が大変多いことが分かりました。それに伴い療養指導に携わる機会も多いと感じました。養成講座で糖尿病患者さんの生活の背景や抱えている悩みを学んだので、患者さんの気持ちに寄り添い、他職種とも連携を図りながら、ここで習得した知識を臨床の現場で活かしていきたいです。[当法人会員]くにたちウラン薬局鬼倉ふき[薬剤師]私は糖尿病専門医のいるクリニックの隣の調剤薬局に勤務しております。クリニックの医師をはじめスタッフの皆様はとても勉強熱心で、患者さんがどう治療に向き合っていきたいかを一番に考えて指導などを行っております。そのため患者さんたちもどのような治療のため薬を使用しているということを理解されている方が多く見られます。そのような環境だからこそ、お薬をお渡しする私たちも糖尿病の知識を高め、より良いサポートができるようにと思い、養成講座を受講いたしました。今までも受講を検討しましたが、子供が小さく講義を現地で聞くことは困難でした。しかし、コロナの影響で講座はすべてオンラインとなり、今回待ちに待った受講となりました。講義では薬剤師ではあまり知らない栄養や運動のことを詳しく知ることができ、また、先生方の実臨床でのお話はとても勉強になりました。試験勉強は、どういう問題が出るのか全く分からなかったので、テキストに記載されている数値や要点などを復習しました。小論文は、患者さんの背景や思いを確認し、薬剤師という職業からの視点で問題点をあげ、薬剤師としてのアドバイスを心がけて論述いたしました。今後は糖尿病療養指導士という資格に恥じぬよう患者さんの気持ちに寄り添いながら治療をサポートしていけるよう、日々勉強をしていきたいと思います。最後にご多忙な中、認定に携わってくださいました先生方やスタッフの方々に深く感謝いたします。臨床糖尿病支援ネットワーク