ブックタイトル会報2024年7月

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概要

会報2024年7月

第253号令和6年7月発行Page 3報告平成29年度西東京糖尿病療養指導日プログラム時:令和6年4日月時11:日平(成木29)年7月9日(日)第24回西東京糖尿病療養指導士認定式場所:立川市女場性所総:合駒センターアイム沢女子大学[当法人業務執行理事]武蔵野赤十字病院杉山徹[医師]令和6年4月11日に立川市女性総合センターアイムにて第24回西東京糖尿病療養指導士(LCDE)の認定式を開催しました。今回は認定試験受験者50名中43名が合格され、合格率は86%でした。合格された職種の内訳は看護師11名、管理栄養士11名、薬剤師2名、臨床検査技師5名、理学療法士8名、作業療法士3名、事務3名であり、今年も多職種の新LCDEが誕生しました。認定式では参加された合格者一人一人に矢島賢理事からお祝いの言葉と共に認定証が授与されました。特別講演では「先輩CDEからのメッセージ」と題して、西東京CDEの会から看護師の下田ゆかり先生、管理栄養士の和田美紀子先生、薬剤師の指田麻美先生、臨床検査技師の池谷修平先生、健康運動指導士の寺本由美子先生にお越しいただき、お祝いの言葉、それぞれの職種としての経験談、CDEとしての熱い想い、そして新たな仲間への激励をいただきました。最後に近藤琢磨代表理事から門出の言葉とともに当法人の活動内容が紹介され、“先輩CDEと一緒に活動してみませんか?”という熱いメッセージを込めたアンケートが配られました。新LCDEの皆様は、これからの糖尿病療養支援に対する熱意と決意が改めて強まったのではないかと思います。それぞれのご施設でのご活躍だけでなく、糖尿病のある人々を地域全体で力を合わせて支えていけるよう、当法人の活動にもぜひご参加ください。先輩CDEの皆様も新しい仲間をどうぞよろしくお願い致します。【2024年度認定試験状況】養成講座受講者数83名認定試験受験者数50名合格者数43名合格率86%合格者職種人数看護師・准看護師11管理栄養士11薬剤師2臨床検査技師5理学療法士8その他6合計43合格者の声[当法人会員]株式会社アペックスクリーン薬局大里隆二[薬剤師]私は今年度、病院から調剤薬局へ転職をしました。病院にいた頃にある方の紹介でこの西東京糖尿病療養指導士の存在を知り、業務でも糖尿病の病棟を担当していたこともあり資格取得を目指すことにいたしました。糖尿病療養指導の特徴として食事療法や、運動療法は指導する私たちも実践ができる点だと感じております。仕事をしながらの試験勉強は学生の時のように時間を確保することが難しかったですが、先生方の講座を聞き、私自身の食生活や運動習慣で実践することで効率的に理解を深めることができました。また、その実践した内容を日々の患者さんとの会話に取り入れることでより自分の知識として定着したように思います。試験となると暗記などインプット作業がほとんどと思いますが、小論文があることで自分がどのようなプロセスで療養指導を行うべきか、また今まで知り得た知識をどうアウトプットしていくかということを意識しました。幸い糖尿病の病棟に勤務していたこともあり日々の業務やカンファレンスで他職種の考えも聞くことができたので振り返ると自然と試験対策になっていたように思います。認定証書授与の様子現在は糖尿病内科の門前薬局ではありませんが高齢者が多く、既往に糖尿病を持っている患者さんが多く来局されます。糖尿病療養は患者さんがいかに自ら進んで食事、運動、薬物療法を行っていくかが重要かと思いますので、短時間の会話から努力されていることや生活の変化などを聴取し前向きになれる声かけをしていければと思います。臨床糖尿病支援ネットワーク