当法人は、糖尿病患者に対する包括的な療養支援を通じて、国民の健康増進に寄与することを目指す団体です。
糖尿病患者の療養を包括的に支援するためには、地域全体で糖尿病患者を支援する仕組み(地域医療連携)が必要であり、その仕組みを支えるに足りる高度な技能を持った医療職の育成が必要になります。
同時に、医療職の技能向上だけではなく、広く社会に対して、糖尿病という疾患について普及啓発し、一般市民が正しい知識を持って発症の予防や重症化の予防に取り組めるような社会環境の醸成が必要になります。
このような観点から、当法人は以下の3つの事業を柱として活動しております。
①糖尿病に関する研修会事業
②糖尿病の療養指導に関する専門家養成事業(西東京糖尿病療養指導士の認定)
③糖尿病に関する普及啓発事業
当法人は、これらの事業実施により、糖尿病に関わる地域医療連携、チーム医療の確立を目指し、地域における糖尿病治療の標準化、知識、技術の均てん化を推進し、国民の健康増進に寄与したいと考えております。
事業内容
糖尿病患者に対する包括的な療養支援を行うため以下の3つの事業を実施しております。
臨床糖尿病支援ネットワークの歴史
西東京臨床糖尿病研究会発足1986年
1980年前半の頃、東京都の西部地区において、糖尿病の診療を専門としていた医師が中心となり、症例検討会を始めたのが当法人の設立の起源です。
1986年 には、この様な活動を担っていたメンバーが世話人となり任意団体として「西東京臨床糖尿病研究会」が発足、日本における医療連携を目指す会の先駆けとして活動を始めました。
認定制度の立ち上げ1999年
糖尿病地域医療連携を支える医療スタッフの育成・技能向上を図るため、西東京糖尿病療養指導士の研修・認定制度を立ち上げました。
NPO法人化2002年
活動の継続性、公平性、透明性を担保するため、任意団体からNPO法人化しました。
「NPO法人西東京臨床糖尿病研究会」として新たなスタート。
一般社団法人へ移行2016年
糖尿病患者に対する包括的な療養支援をいっそう推進するべく、一般社団法人を設立。
NPO法人から一般社団法人へ事業を移管し、「一般社団法人臨床糖尿病支援ネットワーク」として新たなスタート。
今後も臨床の現場を基軸として市民の皆さまに必要とされる活動を続けてゆく所存です。
< 法人のご紹介